「鏡の中のポートレート」展 開催
本展は竹久万里子が
2022年から23年にかけて
「偶像としての女性像、虚像としての女性像」
というテーマで制作した作品を
紹介する展覧会です。
【展示概要】「鏡の中のポートレート」展
アーティスト :竹久 万里子
開催期間 :2023年7月16日(日)~7月30日(日)
開催時間 :12時〜19時
休廊日 :7月24日(月)、25日(火)
開催場所 :東京都中央区日本橋本町1-2-8 N11ビル 1F/2F
【アーティスト紹介】竹久 万里子
<プロフィール>
1989年 東京都生まれ
2014年 東京藝術大学絵画科油画専攻卒業
2018年 東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了
<インスタグラム>
https://www.instagram.com/marikotakehisa/
展示暦
2014年
「六甲ミーツアート芸術散歩2014」(兵庫/六甲オルゴールミュージアム)
「亀山アートトリエンナーレ2014」(三重/亀山市旧舘家)
2015年
「六甲ミーツアート芸術散歩2015」(兵庫/六甲枝垂)
「帯 vol.02 – ひらく – 」(京都/帯屋捨松)
「くまの古道美術展」(三重/紀伊長島)
2018年
「東京藝術大学修了作品展」(東京/東京藝術大学美術館)
2019年
「Art.0」(東京/OTEMACHI PLACE Lab)
2021年
「ゆうれいたちのソウマトウ – Phantom / Phantasmagoria」(東京/東京藝術大学陳列館)
◾️受賞歴
「六甲ミーツアート芸術散歩2014」公募大賞グランプリ 受賞
◾️作品収蔵
東京藝術大学美術館、群馬県みなかみ市、南三陸311メモリアル
コメント
現代を生きる人々は、
「社会の中の私」「家庭の中の私」「集団の中の私」「個としての私」など「様々な私」を同時に生きながらも、
常に「今後の私」をどのように生きるか常に選択を迫られ生きています。
私にとっての人生の指南書は、映画や小説、漫画などの創作物でした。
登場人物に自身を投影することは、「将来の私」のパズルの一片となりました。
私は過去に色んなものに自身を投影してきましたが、その原点を辿ると「幼少期のお人形遊び」に辿り着きます。
幼少期にお人形やキャラクターに自分自身を投影して遊んだ経験があるのは、きっと私だけではないと思います。
本展でご紹介する作品は、子どもたちの「ごっこ遊び」の
パートナーであるファッションドールをモデルとしたものです。
全世界で販売されるファッションドールを通して、
「女性たちの偶像と虚像」「共通の肖像画」を描くことができるのではないかと考えたからです。
最後になりましたが、
本展の開催にあたり多大なご協力をいただいた
日本橋N11ギャラリーのスタッフの皆さまはじめ、ご尽力いただきました全ての方へ、
心より感謝申し上げます。